日時:
6月14日(水)12:00-12:30
概要:
脂質分子は、脂質二重膜形成、エネルギ貯蔵、さらには細胞内シグナリング等、生体内で重要な役割を担っています。これら脂質分子が、生体内の生理、病理または薬理反応の指標となる事は想像に難くなく、バイオマーカー研究の重要な標的となりつつあります。本セミナーでは、リピドミクス技術の創薬応用の現状、新たな課題解決に向けた取り組みを、弊社、実例を交えてご紹介させていただきます。
演者紹介:
安藤 智広 統合トランスレーショナル研究 Omics Director 薬学博士
2009年に東京大学大学院 薬学系研究科 博士課程終了後、武田薬品工業を経て、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社へ設立時より参加。
質量分析技術を主に、メタボロミクス、プロテオミクスおよびバイオマーカー研究を担当する。