【開催日時】2023年10月10日(火) 12:00-12:30
【概要】
核酸医薬品を全身に投与した場合、その分布は一部の組織や細胞に限られることが多く、体内での分布を正しく評価することは、薬効や毒性との関係を考察する上で非常に重要です。Axcelead DDPでは核酸医薬品の動態評価として、LC-MS/MSやHybridization ELISAによる組織抽出物の定量だけでなく、免疫組織染色で組織内、細胞内での分布を可視化し、組織の中での位置情報を評価することが可能です。今回のセミナーでは評価実例も踏まえて、核酸医薬品の分布評価についてご紹介します。
【開催形式】Zoomウェビナー
冨原裕美:名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程前期修了後、協和キリン株式会社にて、抗体やLipid nanoparticle (LNP) のプロジェクトを担当。2019年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社に入社。核酸やLNPの動態評価に従事。
中村小百合:北海道大学大学院獣医学研究科博士課程修了後、武田薬品工業株式会社にて中枢神経疾患の薬効評価を担当。2017年、Axcelead Drug Discovery Partneres株式会社に入社後、毒性病理・薬効病理評価に従事。