表現型創薬を相乗的に加速化させるトータルサービス

フェノティピックスクリーニングから、ヒット化合物構造情報を用いた
プローブ合成、ターゲット同定を一気通貫でお受けできます!

近年、スクリーニングツールの充実や病態を模倣したモデル細胞系の進歩から、特定の細胞表現型に影響を与える低分子化合物をスクリーニングする「フェノティピックスクリーニング」が脚光を浴びています。

フェノティピックスクリーニングを実施することで、創薬ターゲットとなりうるpathwayの発見や、特定の創薬ターゲットタンパク質の機能調節を志向した従来のスクリーニングでは見出せなかったタンパク質分解やRNAスプライシングモデュレーターなどユニークなメカニズムの化合物が見出されます。

一方で、ヒット化合物の作用メカニズムやターゲット遺伝子を同定するステップ (ターゲットデコンボリューション) が、その後の最適化研究を加速化、成功させるための鍵の一つとなっています。 Axceleadでは、フェノティピックスクリーニングの実施から、化合物構造情報を駆使したプローブ合成、ターゲット分子同定までの一気通貫のフルサービスを提供します。

Axceleadの幅広いcapabilityと多くの経験を最大限活用した
フェノティピックスクリーニング

  • 大規模かつ質の高いdiversity libraryと狙いを定めたfocused library、Target既知のannotation libraryの中から、phenotypic screening系のthroughputやコストに応じて最適な組み合わせをご提案可能です。
  • Cell line、iPS由来細胞、初代培養細胞を用いたphenotypic screeningの実績(>70 PJ)があります。
  • これまで社内に蓄積したナレッジと公知情報を最大限活用します。
  • Screeningグループ、Chemistryグループ、Omicsグループ、Bioinformaticsグループの連携により、phenotypic drug discoveryのボトルネックである、HTSヒット化合物のターゲットデコンボリューションがシームレスに実施可能です。

 

 

ターゲットデコンボリューションの2つの解決策!

  • Axceleadでは、ターゲット分子の同定や作用メカニズム解析に対して、2つの解決策を提供します。
  • 解決策の一つ目はプローブによるケミカルプロテオミクスを用いた方法です。化合物構造情報を駆使する事で効果的なプローブ合成を行い、LC/MSを用いた高感度の網羅的解析を行います。
  • 解決策の二つ目はヒット化合物に固有の遺伝子発現情報(フィンガープリンティング)を用いた方法です。化合物固有のフィンガープリンティングデータを駆使し、公共データベースからターゲット分子やMoAを推定します。

創薬研究者の連携によるプローブの効率的創出

  • 創薬化学者が構造活性相関を読み解き、最適なプローブをデザインします。
  • 合成化学の知識と経験を活かして効率的なプローブ合成法を確立します。
  • 合成されたプローブの適性を経験豊富な研究者が随時評価します。
  • 評価結果を分析し、デザインに反映させることでDMTA (Design-Make-Test-Analysis) サイクルを回します。
  • 上記のような社内研究者の連携により、困難なプローブ創出研究も効率よく短期間に完了させます。

高感度・網羅的に結合タンパク質を解析できる
ケミカルプロテオミクスをベースとしたターゲット同定

  • 活性を持った生のタンパク質を材料としたターゲット探索が可能です。
  • 化合物と相互作用するタンパク質を共有結合させることで、親和性の低い、未熟な化合物でもターゲットが捕捉可能です。
  • 捕捉したタンパク質群から、ターゲット候補を選別できる、高感度・網羅的なプロテオミクス技術を有しています。
  • 低親和性、あるいは文献報告のない新規ターゲットを同定できた実績があります。

Axceleadが行うターゲットデコンボリューションの強み

豊富な創薬知識・経験・ノウハウの蓄積により、最適な試験デザインを提案できる以下のプロ集団が揃っています。

構造活性相関 (SAR) に基づき、迅速にプローブをデザイン・合成できるケミストリー、高感度・網羅的に結合タンパク質をプルダウン・解析できるプロテオミクス、表現型との関連性調査を基に、ターゲット分子を絞り込むバイオインフォマティクス、KD、KO/KIにより、迅速に表現型を検証できるバイオロジー。

フィンガープリンティングを用いたターゲットデコンボリューション

化合物を細胞株に添加した時に変化する化合物に固有の遺伝子発現情報(フィンガープリンティング)と公共データベースから、化合物のMoAやターゲットを提供するサービスです。オリジナルの解析アルゴリズムによって予測精度の向上させてきました。

  • フェノティピックスクリーニングから見出した化合物のトランスクリプトームデータを取得します。(フィンガープリンティング)
  • フィンガープリンティングと公共データベースからターゲット分子やMoAを推定します。
  • Axceleadでは独自に化合物のfingerprintを取得してデータベースを構築しています。
    独自に構築したデータベースを組み合わせることで、公共データベースには存在しないターゲット分子についても推定できるようになり、評価可能なターゲット数が増えてより確度の高いターゲット推定を行います。
  • navigate_nextフィンガープリンティング
Go to Top