神経・筋疾患の創薬研究を包括的にサポート!
In vivo評価を中心とした様々な実績を活かして皆様の研究を前に進めます。
- Axceleadではアンメットメディカルニーズが高い希少疾患である神経・筋疾患関連研究に必要とされるモデル動物作製、in vivo評価系構築、薬効評価、ターゲット検証の実績を有しております。経験豊富な研究者がお客様の課題を解決するため、ノウハウを生かしながらカスタムメイドで研究プランをご提案致します。神経・筋疾患創薬研究のパートナーとしてAxceleadをご活用下さい。
- 研究を実施していく過程で新たに見出された結果/課題を検証/解決するため、モデル動物に追加の遺伝子改変を加えることも可能です。関連する研究を包括的にご依頼頂くことで、追加・変更のご要望にも柔軟に対応でき、結果としてお客様が次のステップに進むための期間を短縮できます。
- PK/PD解析、バイオマーカー探索、初期安全性評価やIn vitro評価系についてもご相談下さい。
神経・筋疾患創薬研究をモデル動物作製、機能的評価、病理・臨床病理学的評価などの側面から包括的にサポート!
お客様の神経・筋疾患創薬研究のため、in vivo評価に関連するAxceleadの各種機能をご活用下さい。解析や評価系構築のお悩みごと、新規起ち上げについてもぜひご相談ください。一連の研究を併せてご依頼頂くことで、統合的な評価・考察、評価系の改良や評価系構築の期間短縮が可能になります。
モデル動物作製
筋ジストロフィーなど複数の神経・筋疾患モデル動物作出の実績があります。ES細胞による相同組み換え法やCRISPR/Cas9によるゲノム編集技術を用いて、高効率・短期間に遺伝子改変動物(ノックイン、トランスジェニック、ノックアウトマウス/ラット)を作製可能です。お客様の課題に合わせて遺伝子改変動物を作製いたしますので、ぜひご相談下さい。
【動画】CRISPR/Cas9を用いた遺伝子改変動物作出と創薬研究へのインパクト
機能的評価
複数の機能的評価を組み合わせ、かつ同一個体で複数回行うことで、時間経過や治療介入に伴う病態進行の変化などの経時的な評価が可能になります。
- 神経伝達:複合筋活動電位(CMAP: Compound Muscle Action Potential)測定
>神経伝達を評価するため、複数の運動神経に電気的刺激を与えたときに筋肉において誘発される活動電位を測定します。骨格筋障害を鋭敏に捉えることができます。
>脊髄から筋へ投射している下位運動ニューロンの神経伝達を評価できます。筋萎縮性側索硬化症(ALS)をはじめとする運動神経に障害のある疾患の診断や評価に使用されており、臨床への外挿性が期待できる評価系です。AxceleadではCMAP測定の実績が豊富であり、誤差の少ない安定したデータが取得できます。
マウスの坐骨神経クラッシュモデルを作製し、経日的に前脛骨筋のCMAP波形を取得しました。CMAP波形の振幅は、処置後著しく低値を示しました。その後徐々に回復し処置8週後にはsham群と同程度となりました。
- 運動機能評価:ロタロッド試験と握力(筋力)測定
>ロタロッド試験;回転するロッドを用い、運動機能の協調性と平衡感覚を測定します。前後肢がもつれる、あるいはうまく動かせない状態を定量的に評価します。
>握力測定;動物が金網を引っ張る力 (筋力) を測定します。
- 筋肉厚測定
>他の機能的検査に準ずる生体で実施できる簡易的な器質的評価として、筋肉厚測定があります。厚み測定器により前脛骨筋から下腿筋を含めた筋肉厚を測定することで、骨格筋の経時的な変化を簡便に把握することができます。CMAP測定や運動機能評価と同時に実施することで結果の比較による評価が可能です。
病理・臨床病理学的評価
- 病理組織評価、画像解析、臨床病理学的評価などの結果を総合的に考察することで、多面的な病態の評価・判断ができます。
- 同時に多重免疫染色、in situ hybridization法、Laser microdissection法、空間的トランスクリプトミクスなどを活用し、複数のタンパク質や遺伝子の発現・局在情報を得ることで複合的な解析を実施することも可能です。
Laser microdissection法
空間的トランスクリプトミクス
プロジェクトでお悩みの課題についてご相談下さい!
- 研究が進む中で生じるお悩みの課題についてぜひご相談下さい。神経・筋疾患研究に関する実績に裏打ちされた様々な打ち手の中から、お客様のご要望に適した解決方法をご提案させて頂きます。
- 病理画像解析:論文通りに解析しても良い結果が得られない、予想とは異なった結果の解釈が困難、といったお困りの場面はありませんか?
- バイオマーカーを用いた安全性・薬効評価:従来のバイオマーカーが使えない、バリデーションにより信頼性の高い指標を得たい、といったお困りの場面はありませんか?
病理学的な観点から画像解析の精度を向上!
安定した標本作製技術やHaloアプリケーション(Indica Labs)の活用に加え、病理学的な観点から研究を見直すことでデータの精度が向上します。骨格筋、末梢あるいは中枢神経をターゲットとした豊富な解析経験のもとに、ご相談頂いたお客様の課題に対する有効な打ち手をご提案させて頂きます。
- 病理学的に意義のある領域が分からない
→ターゲット組織/細胞の構造・局在関係の特性を把握し、適切に対象領域を設定 - 免疫染色の陽性、偽陽性の判断に苦慮する。非特異的陽性反応を低減するため効率的に条件検討したい
→サンプリング及び染色方法、組織標本の状態などの妥当性を検証 - 高度の萎縮など、病態により構造・形態が著しく変化してしまった組織/細胞を、正常組織と併せて一定の基準で解析したい
→病変の質・程度や領域分布を把握することで、適切な解析基準の設定や調整を実施
積み重ねたデータに基づいてバイオマーカー研究の打ち手をご提案!
得られたデータを慎重に検討し、都合の良い解釈をしないことが結果的に研究の近道になります。経験豊富な研究者が打ち手をご提案させて頂きます。
Axceleadでは神経・筋疾患を疾患領域として非臨床試験を行う際、モデル動物での薬剤誘発性肝障害の検出に血漿GLDHの測定をご提案しております。これまでの経験から、骨格筋障害や過度な保定に起因するALT及びASTの高値を、肝障害に起因するALT及びASTの上昇と切り分けることが困難である事が明らかになっています。(第44-46回日本毒性学会にて、ラット、イヌ、サルにおける肝逸脱酵素(ALT, AST, GLDH)の臓器・組織分布及びその種間比較として発表)。
神経・筋疾患に関する創薬研究でお困りでしたら、まずAxceleadにご相談下さい。