オフターゲット毒性リスクの低い核酸配列選択が可能!
核酸医薬品を研究開発する上で、核酸成分に由来する毒性が懸念されます。その中で、標的以外の配列へのオフターゲットは研究開発の初期段階で回避したい項目の一つであります。我々は、オフターゲット作用リスクの低い核酸配列を選択するために、ヒト細胞を用いた網羅的な遺伝子発現解析から発現変動遺伝子数を基にした評価を行い、配列選択を行います。
- Axceleadでは、AmpliSeqプラットフォームを有しており、少量のRNAから384プレートを用いたハイスループットのアッセイ系で次世代シークエンスデータを取得することが可能でございます。
- ヒト肝臓細胞 (HepaRG細胞) を用いたトランスクリプトーム解析によって核酸医薬品によるオフターゲット作用を検出します。
- 塩基配列によるin silico予測と組み合わせることにより、オフターゲット作用を総合的に評価します。
- 網羅的遺伝子発現データを用いることで、オフターゲット作用に加えて、オンターゲット作用を同時に検出することが可能でございます。
- In vitro・In vivo安全性評価やPK/PD評価を総合的に行うことで、核酸創薬を総合的にサポートさせていただきます。
- 日本核酸医薬学会第5回年会、第6回年会で発表しています
網羅的遺伝子発現解析およびin silico予測によるASOのオフターゲット作用評価の一例。