薬物相互作用に関してよく寄せられるご質問

Axceleadでは経験豊富な薬物動態研究者が様々なソリューションを提供しています。ここでは、特に「薬物相互作用」についてのソリューションの一部をご紹介します。

Q、どんな in vitro 試験ができるの︖

どんな試験をやっていて、結果の解釈はどうしているの︖特殊な試験もできるの︖

CYPの分子種同定、阻害、誘導作用、薬物トランスポーターの分子種同定、阻害作用を中心に医薬品候補化合物の薬物相互作用ポテンシャルをin vitroで評価しています。
探索段階ではヒトでの有効用量や濃度がわからない場合も多いので、Axcelead独自のクライテリアを設定しリスク評価をしています。一方、開発段階ではガイドラインに従ったリスク評価を行っています。

ヒト組織を用いた検討やUGTなどその他代謝酵素についても評価可能なものがあります。また、普段実施しない試験も、是非ご相談ください。

Q、創薬戦略に効果的な in vitro 試験の提案をしてもらえるの︖

いつ、どんな試験を実施するべきか悩む、探索から開発まで一貫して、試験をお願いできるの︖

薬物相互作用については、一律にいつ、どんな試験を実施すると決まっているわけではありません。医薬品候補化合物の薬物動態の特徴、適用や類薬、臨床試験計画によっても様々です。

Axceleadでは探索から開発まで一貫して試験を実施しますが、お客様毎の創薬戦略に合わせて、いつ、どんな試験を実施するべきか、ご提案させていただきます。また、結果の解釈から次の打ち手についてもご提案させていただきます。

Q、ヒト予測は可能︖

ヒト予測ツールをいろいろ薦められるけど、何をどう使えばいいか分からない。。

生理学的薬物速度論(PBPK)モデルを用いた解析はガイドラインでも推奨されているヒト薬物相互作用予測の一つの方法です。Axceleadでは PBPKモデル解析に適したin vitro試験の実施が可能です。すなわち、PBPKモデルへの使用を考慮した in vitro実験をご提案します。また、PBPKモデル解析をサポートします。

PXBマウスもヒト予測のツールとして知られています。ヒトの動態及び代謝物予測が主な利用方法と思いますが、薬物相互作用予測にも有用であることを弊社濱田が発表します。(日本薬物動態学会第 38 回年会 ポスター2P-125

IND に向けた準備から申請、LCM まで
薬物動態全般をトータルサポートいたします

あれもこれも、やるべきことはたくさんあるのに人手が足りない。現在対応中のプロジェクトにおいて、自社で解決できない課題がある。そんな時はAxceleadにお任せください。
IND/NDA申請経験豊富な非臨床薬物動態研究者がお客様をサポートします。

お客様のゴールや状況に合わせてフレキシブルに対応いたします。お気軽にご相談ください。

私たちのチームが責任をもって担当いたします。

神野 文宏 PhD
応用レギュラトリーサイエンス ダイレクター
専門
︓非臨床薬物動態、Bioanalysis、代謝物構造解析
経歴︓静岡県立大学薬学部大学院修士課程卒業後、武田薬品工業株式会社へ入社。
14Cラベル体を用いた非臨床試験での代謝物構造解析やヒトADME 試験での代謝物分析に携わった。2007年から1年間Takeda Global Research & Development(US) に出向。
さらに日米欧3 極での臨床Bioanalysis業務に従事し、グローバルでCROでの試験をマネージメントすると共に複数のNDA対応業務を経験。その間、静岡県立大学で薬学の博士号を取得した。2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社のRegulated Bioanalysis、信頼性基準適用下での代謝物構造解析をリード。2020年4月より現職。

竹内 敏之 PhD
応用レギュラトリーサイエンス ダイレクター
専門
︓非臨床薬物動態、薬物トランスポーター
経歴︓1995年金沢大学大学院薬学研究科修了後、武田薬品工業株式会社薬物動態研究所入社。探索及び開発ステージでの非臨床薬物動態業務に従事し、数多くのIND、NDAプログラムを経験。その間、薬物トランスポーター研究にて学位を取得後、米国University of
California, San Franciscoにて、博士研究員として薬物トランスポーター研究に従事。
2017年7月よりAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社薬物動態部門において開発ステージでの非臨床薬物動態をリード。2020年4 月より現職。