凍結組織から1細胞レベルの
遺伝子発現解析ができる時代に
シングル核遺伝子発現解析(シングル核解析)は、1細胞から網羅的に遺伝子発現解析を行う手法であり、シングルセル遺伝子発現解析(シングルセル解析)では評価できなかった組織が対応可能な最先端の研究手法です。凍結組織を用いるシングル核解析により、従来のシングルセル解析でアプローチが困難であった疾患の病態機構解明が可能になります。Axcelead ではシングルセル解析に加えて、新たに難易度の高い脳組織の核取得技術を確立しました。さらに経験豊富なバイオインフォマティシャンが解析結果の考察までサポートすることで、遺伝子発現解析を基に新規創薬標的探索やバイオマーカー探索などの創薬研究を加速させます。
シングルセル解析では評価できなかった組織も対応可能に
シングル核解析が可能にすること
1.病態機構解明への新たなアプローチ
- 貴重な臨床検体の死後脳凍結組織を用いて、遺伝子レベル / 細胞レベルでの解析が可能になりました。
中枢領域のより深い生理機構 / 病態機構の理解をサポートします。
(例) レット症候群:Nature Neuroscience 2018; 21(12):1670–1679
アルツハイマー病:Nature 2019; 570(7761):332-337 - 細胞がダメージを受けやすい肝臓等も、凍結組織を用いることで、よ り正確な解析が可能になります。
(例)OMICS 2020; 24(4):180-194 - サンプルの制約等の問題から、細胞種毎の パスウェイ変化が不明であった疾患に対しても、
各病態期における細胞種毎の知見を得ることができます。
(例)早期糖尿病性腎症患者:PNAS 2019; 116(39):19619-19625
2.柔軟な試験計画の実現
- 凍結組織を利用できるため、従来のシングルセル解析での“サンプリングしたその日に解析しなければいけない”
といった制約から解放され、より手軽に遺伝子発現解析が可能です。
研究の効率化や利便性向上に貢献します。
核取得 (wet)
遺伝子発現解析
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【応用例】
病態機構解明を通じた新規創薬標的探索やバイオマーカー探索など
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シングル核遺伝子発現解析
- バイオロジー