核酸医薬品開発の効率化および核酸医薬品開発
プロセス加速化のためのサービスを提供します!
核酸医薬品の開発において、標的以外の配列へのハイブリダイゼーションに起因するオフターゲット効果による毒性は開発の初期段階で回避したい項目の一つです。 Axceleadでは、核酸医薬品候補の多様なオフターゲット効果を予測するために、ヒト肝細胞株を初めとする種々の細胞を用い、ヒトへの外挿性の高いin vitroハイスループットアッセイ系(96および384ウェルフォーマット)を提供します。
in vitro評価、網羅的遺伝子発現解析、
バイオインフォマティクス解析までワンストップで提供
- お客様の核酸医薬品候補をお預かりし、ヒト細胞株へのトランスフェクションの実施、ターゲットKD/細胞毒性の確認、およびAmpliSeqデータ取得まで、ハイスループットに実施します。
- 必要に応じて、種々のパラメータを指標にヒトでの安全性予測に外挿性のあるデータを取得します。
- トランスクリプトーム解析により、オフターゲット効果の低い配列を選択することができます。
ご希望の細胞を用いた核酸導入実験を実施します
- 実績が豊富なHepaRGTM細胞以外にも、お客様ご希望の細胞を用いた核酸導入実験を承ります。弊社で導入条件の検討や標的遺伝子発現の確認等、事前の検討から対応可能です。実績のある細胞:HepaRGTM、HepG2、hiPS由来分化細胞など
- HepaRGTM細胞の場合、自社で構築した網羅的遺伝子発現DBを活用することで、
評価対象遺伝子の発現の有無やその程度を事前に確認することが可能です。 - HepG2細胞の場合、384ウェルフォーマットのハイスループットな細胞毒性評価系(ATP、caspaseなど)との組み合わせにより、毒性の初期スクリーニングとオフターゲット効果(狭義)を同時に評価することが可能です。
網羅的遺伝子発現解析による多面的アプローチ
- 網羅的な遺伝子発現解析によって、(1)標的遺伝子のノックダウン活性と(2)オフターゲット効果による遺伝子発現変動を同時に評価することができます。オフターゲット効果の低いASOの選択および優先順位付けが可能になります。(A)
- 主成分分析によって、網羅的な遺伝子発現データからASOのプロファイリングが可能になります。(B)
- VEGFA #1では発現変動遺伝子は少ない。VEGFA #2-4では発現変動遺伝子が多く、標的遺伝子よりも発現低下している遺伝子が多く認められた。
- 発現変動遺伝子やオンターゲット作用との比較等から、オフターゲット効果の低いASOを選択できる。
- ASOごとに用量に併せて特有のプロファイルを示し、発現変動遺伝子が多かったVEGFA #3, 4はそれぞれ異なる発現プロファイルを示した。
- 発現プロファイルからASOのクラスタリングや特徴付け(characterization)ができる。