2024年11月22日、東京・タワーホール船堀で開催される2024年 第15回スクリーニング学研究会企業セミナーにてScreening BUの秦研究員とChemistry BUの奈良研究員が統合的HTSプラットフォームについて紹介します。本学会への参加を予定されている方は、是非発表をご覧ください。
【学会概要】
2024年 第15回スクリーニング学研究会
【口頭発表】
日時:2024年11月22日(金)
場所: 東京・タワーホール船堀
タイトル:「Axcelead の Data-Driven Drug Discovery プラットフォーム」
【発表概要】
Axcelead DDPでは120万化合物にのぼる自社化合物ライブラリーと長年培ってきた経験をもとに、HTS戦略の立案・議論からアッセイ系の構築、HTSの実施、ヒット化合物の精査や拡充など、HTSに関連した統合的なサービスを提供できます。本セミナーではAxcelead DDPの統合的HTSプラットフォームを紹介するとともに、計算科学的な手法を活用したバーチャルスクリーニングや、近年発展の著しいAIや機械学習を活用した、データに基づいた効率的なヒット創出サービスパッケージについて紹介いたします。
【Axcelead DDPが提供する独自サービス】
・60%がオリジナルの化合物からなる独自の化合物ライブラリーをHTSに利用可能
・オリジナルな計算化学ツール群 A-code を用いた高精度バーチャルスクリーニング
・独自データによってトレーニングされたAI/MLモデルにお客様のプロジェクトデータを追加してお客様専用のAIモデルを構築
・迅速なヒット拡充を可能にする120万の化合物と100億のバーチャル化合物、独自のビルディングブロックを活用したハイスループット合成技術
【Axcelead DDPのソリューション】
Axceleadでは質の高い化合物ライブラリーと豊富な経験を駆使する事で90%以上という高いヒット創出成功率を誇ります。ヒット化合物を見出した後も、ヒット化合物の優先順位付けのためのアノテーション情報提供やADME予測AIモデルの活用、ヒット拡充のための豊富な化合物からの迅速な周辺化合物評価やハイスループット合成技術の活用など、迅速かつ効果的に化合物最適化のステージに進めるためのソリューションを提供することで創薬プロセス全体の時間・コストの短縮・効率化を図ります。低分子化合物のヒット創出をご検討の際は、ぜひ当社にご相談ください。
秦 彬斗 Screening Business Unit ヘッド / Digital Unit ヘッド
2010年九州大学システム生命科学府修了後、武田薬品工業に入社にてスクリーニング研究に従事。2017年からTakeda Bostonを経て2021年にAcxcelead DDPに入社。キナーゼ、分解剤のプラットフォーム構築やスクリーニングプロジェクトに携わる。2023年よりディレクター、2024年よりScreening BUヘッド。
奈良 禎 Chemistry Business Unit
筑波大学大学院理工学研究科修士課程修了後、武田薬品工業に入社し、GPCRや酵素をターゲットとする複数の疾患領域における創薬合成研究に従事。出産を機に計算化学グループに移り、FBDDなど、創薬プロジェクトのインシリコサポートを担当。2017年、Axcelead DDPに転籍後、種々の創薬プロジェクトにおいて計算化学業務に従事している。