A novel deep learning approach for analyzing glomerular basement membrane lesions in a mouse model of X-linked Alport syndrome
Published Date : October, 2024
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論文の概要:
本研究により、AxceleadDDPが作製したAXCCマウス(ヒトアルポート症候群のCOL4A5遺伝子のナンセンス変異を有する)のメスが、腎糸球体における異常IV型コラーゲンのモザイク状発現パターンを示し、アルポート症候群女性患者の病態を模倣することが明らかになりました。
さらに、筑波大学・昭和大学、AxceleadDDPそれぞれで実施された評価の組み合わせにより、AIを取り入れた病理画像解析技術の有用性や、アルポート症候群の予後予測や早期治療介入に役立つ知見が示されました。
【Axcelead DDPのソリューション】
今回の研究ではAxcelead DDPで実施したHALO(indica Labs)を用いた病理画像解析が重要な結果の一つとなり、成果が生み出されました。HALOによる病理解析は、AIを取り入れた画像解析ツールに、病理専門家の知識技術を融合させることでそのデータの価値をより高めることができます。全身各臓器/組織/細胞における薬効・毒性評価やMOA解析、薬物動態研究などに活用できますのでお客様の課題についてぜひご相談下さい。
関連情報:筑波大学
小林 亮介 Pharmacology Business Unit、Integrated Pathology
獣医学博士。認定毒性病理学専門家、獣医病理学専門家、トキシコロジスト。
2019年にAxcelead Drug Discovery Partners 株式会社入社。安全性評価、薬効評価に関連する病理組織検査や、空間的トランスクリプトミクス研究を担当。病理専門家として様々な創薬研究をサポートしている。
階上 健太郎 Pharmacology Business Unit、Genetically modified Animals
工学修士。2009年東北大学大学院工学研究科修了後、武田薬品工業に入社。遺伝子改変マウス、ラットの作出、および解析業務に従事。2017年、Axcelead Drug Discovery Partners株式会社設立時に武田薬品から転籍。2024年1月より現職。お客様のご要望に合わせた最適な遺伝子改変動物をご提供します。薬理試験や病理解析など他試験との組み合わせも、お気軽にお問い合わせください。