ターゲット検証から病態モデル動物での評価まで
MASH治療薬の創出をトータルにサポート!
有効な治療法が確立していないMASHの創薬/ 病態研究においては、病態の発症や進行に対するより深い理解や有望な候補化合物の選定、有用なバイオマーカーの確立など、各課題に対し多角的なアプローチが必要となります。Axceleadでは、豊富な病態モデルを用いた薬効薬理評価を中心に、豊富なアッセイ系や解析技術を組み合わせ、最適なソリューションをご提供します。
- Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)
- Step 2. ハイスループットスクリーニング
- Step 3. 肝細胞+肝星細胞共培養系を用いた抗線維化評価
- Step 4-1. 豊富な病態モデルを用いた薬効評価
- Step 4-2. 病理組織学的評価
- Step 4-3. 炎症・免疫系の評価
Step 1. ターゲット同定 / 検証(KO/Tg マウス等)
- 患者サンプルや病態モデルサンプルを用いた網羅的遺伝子発現解析により、ターゲット候補を同定します
- ターゲット候補の市販化合物/ 抗体等を用いて、病態モデル動物での薬効を検証します
- ターゲット候補分子のKOマウスを作製して脂肪肝や線維化を誘導し、改善/ 増悪効果を検証します
Step 2. ハイスループットスクリーニング
- 業界最大級・高品質な化合物ライブラリーと種々のハイスループットスクリーニング技術を駆使し、広範なターゲットに対し高品質なヒット化合物を提供します。
HTS(High-Throughput Screening)
Step 3. 細胞アッセイ 肝細胞+肝星細胞共培養系を用いた抗線維化評価
- ヒト肝細胞+ヒト肝星細胞の共培養系を保有しており、MASH患者の病態に近い状態での評価が可能です
研究初期の段階で病態を模倣した細胞評価を実施し、
in vivo評価に進める化合物候補を選定します
Step 4. 病態モデルでの評価
(PK/PDアッセイ、薬効評価等)
Step 4-1. 豊富な病態モデルを用いた薬効評価
- 各種MASHモデルを保有しており、お客様のニーズに合わせて最適な病態モデル・評価系をご提案します
- 細胞評価や化合物のPK/PD試験を実施し、病態モデルで精査する化合物の選択も承ります
ターゲットに応じた病態モデルを選択して
多角的な評価を行うことで、
臨床試験の成功確率向上に貢献します
Step 4-2. 病理組織学的評価
- 経験豊富な病理評価専門の研究員が脂肪化、炎症などのスコアリング(NAS* 類似評価)までサポ―トします
- シリウスレッド染色による線維化面積の定量や免疫組織化学を用いた画像解析も可能です
*NAS:NAFLD activity score(患者の診断や治療効果の指標として汎用されています)
血中パラメーター測定から病理評価まで
ワンストップで実施することにより
薬効評価の判断に必要なデータをいち早くお届けし、
スピーディな創薬研究に貢献します
Step 4-3. 炎症・免疫系の評価
- 5 – レーザー搭載のフローサイトメーター(FACS)を用いて、微量血液やリンパ組織を中心とする各種組織中の希少な免疫細胞の詳細な分画、定量 = Immunophenotypingが可能です
- マルチプレックス解析システムを用いて、サイトカインをはじめとする各種バイオマーカーの産生を網羅的に評価することができます
豊富な技術・知識を駆使して、MASH病態の進行に
重要な炎症・免疫反応への薬効評価や病態解明などを強力にサポートします
これまで多数の低分子化合物やsiRNAの評価を
実施してきた経緯・ノウハウをもとに、
お客様のご要望に合わせて
最適な病態モデル・評価系をご提案します。
MASH治療薬の創薬はAxceleadにご用命ください!
【対応可能なモダリティ】
低分子、ペプチド、核酸医薬*、抗体、細胞など
*siRNAの血中濃度、肝臓中濃度測定可能。眼窩静脈叢投与により安定した長期間の投与が可能。
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MASH治療薬の創薬 / 病態研究
- バイオロジー