薬効評価の課題に対するソリューション

1. ヒト細胞 (病態モデル)を用いた多様な表現型解析

各種 Cell line やhiPS細胞由来分化細胞を用いた様々なヒト細胞 (病態モデル)を準備して、多様な表現型解析を行い、お客様の核酸医薬品候補の選択に貢献します。
経験したスクリーニングや化合物評価技術を応用することで、お客様とご相談しながら、目的に応じたオリジナルな細胞評価系も構築いたします。

2. 病態モデル動物を用いた薬効評価

臨床外挿性の高い病態モデル動物において医薬品候補の薬効評価 (PD/薬効)を行い、臨床試験に向けたデータをご提供いたします。
お客様とご相談しながら、これまでの豊富な創薬の経験を活かして、必要最小限の試験デザインのご提案から薬効評価の実施まで対応いたします。


【弊社における病態モデル動物を用いた薬効評価の実例】
「非アルコール性脂肪肝炎の病態モデルマウスを用いたACC阻害薬の薬効評価」

 ・病因:生活習慣病
 ・病態:脂肪肝や肝線維化
 ・病態モデル動物:高脂肪食を負荷させたMC4受容体欠損マウス
 ・PD:肝臓中マロニルCoA
 ・薬効:脂肪肝や肝線維化の抑制

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MC4R KOマウス

3. 遺伝子改変マウス・ラットの作出

ゲノム編集技術(CRISPR/Cas9システム)を用いて、目的遺伝子の欠失や変異の挿入を持つ遺伝子改変マウス・ラットを効率的に作出しご提供いたします。
Axceleadでは、核酸医薬の標的となるヒト遺伝子をエクソン/イントロン構造を保ったまま、マウスの遺伝子と置き換えることが可能です。
体外受精技術を利用することで、試験に必要な匹数の遺伝子改変マウスを短期間 (遺伝子欠損マウスであれば、3ヵ月でF0が提供可能)で作出することができるため、スピーディーにご希望の試験を開始することができます。
navigate_next CRISPR/Cas9を用いた遺伝子改変動物作出の詳細はこちら


【核酸創薬への病態モデル動物提供の実例】
『Development of an exon skipping therapy for X-linked Alport syndrome with truncating variants in COL4A5』
 Nature Communications  volume 11, Article number: 2777 (2020)
navigate_next Axceleadが受託し実施したin vivo試験結果が Nature Communicationsに掲載されました