2024年11月12日

第15回スクリーニング学研究会にてThinkCyte社との共同研究成果が発表されます

2024年11月22日、東京・タワーホール船堀で開催される2024年 第15回スクリーニング学研究会にてThinkCyte社との共同研究成果がポスター発表されます。本学会への参加を予定されている方は、是非発表をご覧ください。

【学会概要】
2024年 第15回スクリーニング学研究会

【ポスター発表】
日時:2024年11月22日(金)
場所: 東京・タワーホール船堀
タイトル:「Pooled compound screening using DNA barcoding and Ghost Cytometry」

【発表概要】
AI駆動型の高速細胞判別・分取技術であるゴーストサイトメトリー(GC)は、細胞を染色することなく個々の細胞の形態情報を用いて細胞を判別・分取する事が可能である。GC技術を用いて表現型スクリーニングを実施することで、従来の表現型スクリーニングでは染色によるバイアスで見出せなかった、より生体の反応性を反映したヒット化合物の創出につながることが期待される。GC技術のポテンシャルを明らかにするため、非アルコール性肝炎(NASH)モデル細胞を用いた化合物スクリーニングを、GCおよび従来の表現型スクリーニング法でそれぞれ実施した。ポスター発表では、2つのアプローチから得られた共通ヒット化合物および異なるヒット化合物を紹介し、従来の方法では検出できない新規創薬標的を同定するための、GC技術を用いた新しいスクリーニング・プラットフォームの能力について議論したい。

【Axcelead DDPのソリューション】
表現型創薬を加速させるためには、信頼性の高い評価系の構築と適切な化合物ライブラリーの選択が非常に重要です。Axcelead DDPには、評価系構築に関する幅広い経験とノウハウがあり、また、自社独自に構築した大規模かつ質の高いdiversity library、狙いを定めたfocused library、Target既知のannotation library等の魅力的な化合物ライブラリーの中から、最適な組み合わせをご提案することが可能です。さらに、Axcelead DDPでは表現型スクリーニングの実施から、化合物構造情報を駆使したヒット化合物の標的分子同定のためのプローブ合成を行い、ターゲット分子同定までの一気通貫のフルサービスの提供も可能です。表現型創薬のアプローチをご検討の際は是非、当社にご相談ください。

【演者】 安 瑜利 (ThinkCyte株式会社)

【共同研究者】
横川 寛 Screening Business Unit
Axcelead Drug Discovery Partners株式会社 Screening Business Unit所属。主にCell-based assay構築を担当している。