2024年9月10日

Axcelead DDP、Acadia Pharmaceuticalsと創薬支援に関するマスター・サービス・アグリーメントを締結

印刷用PDF

 

 Axcelead Drug Discovery Partners株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役社長:岡田 健吾、以下、Axcelead DDP)は、この度、Acadia Pharmaceuticals Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Acadia」)と、アンメット・メディカル・ニーズに応える革新的な新薬の創出を目指すためのマスター・サービス・アグリーメントを締結することになりましたのでお知らせします。

 Axcelead DDPは、2022年10月以来、Acadiaの中枢神経疾患領域における候補化合物の選定を目指して複数の創薬プロジェクトに取り組んできました。今般、Axcelead DDPとAcadiaは、Axcelead DDPがより効率的かつ包括的にAcadiaの創薬プロジェクトを支援することができるようマスター・サービス・アグリーメントを締結することになりました。Axcelead DDPは、保有する統合的な創薬プラットフォームおよび創薬研究の深い知識、豊富な経験を活かして高品質な候補化合物を創出するための創薬支援を行います。

 今回締結したマスター・サービス・アグリーメントのもと、新たな創薬プロジェクトを開始することになり、これまでの創薬プロジェクトと同様に、アップフロント、研究活動費、開発の進捗に応じたマイルストンをAcadiaから受け取ることになります。なお、マスター・サービス・アグリーメントおよび新たな創薬プロジェクトに関する経済条件の詳細は開示していません。

 Axcelead DDPの代表取締役社長である岡田健吾は、「当社がAcadiaの創薬研究に貢献するために創薬支援に関するマスター・サービス・アグリーメントを締結し、新たな創薬プロジェクトを開始することを大変嬉しく思います。これまで実施してきた創薬プロジェクトの順調な進展が、今回の契約締結につながったものと考えています。私たちは中枢神経疾患をはじめとした病気に苦しむ患者さんに一日も早く革新的な医薬品をお届けできるよう、Acadiaと協力して同社のパイプライン拡充に貢献してまいります」と述べています。

以上

<Acadiaについて>
Acadiaは、生活の向上を目指して神経科学のブレークスルーに取り組んでいます。 30年に亘ってヘルスケアの第一線で活動し、重要なソリューションを必要とする人々に提供してきました。Acadiaはパーキンソン病に関連する幻覚と妄想およびレット症候群に対する初めてで唯一FDAに承認された治療法を開発し販売しています。Acadiaの臨床開発は、プラダー・ウィリ症候群、アルツハイマー病、および、その他中枢神経疾患における神経精神症状を対象にした複数のプログラムに重点を置いています。
詳細については、www.acadia.comをご覧ください。

<Axcelead DDPについて>
Axcelead DDPは、2017年7月に武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォーム事業を継承して事業を開始した日本初の創薬ソリューションプロバイダーです。スクリーニング・化学・薬効薬理・DMPK・安全性といった創薬に必要な全ての機能を有しており、最先端の研究基盤および独自の化合物ライブラリーを一つの拠点に集約しています。また、Axcelead DDPの創薬支援サービスに最先端のAI機能を統合することで、高品質な新薬候補化合物を迅速に創出することを可能にします。Axcelead DDPはこれらの強みを生かし、創薬ターゲットの探索から臨床開発への橋渡しまでのプロセスで直面する様々な課題に対するソリューションをワンストップで提供しています。